サツマイモの棚栽培
サツマイモは地面を蔓が這うので、栽培に大きな面積を必要します。家庭菜園では棚栽培とすることによって小さな面積でも栽培することができます。棚栽培には蔓の根元が日陰にならず、発育が促進されるというメリットもあります。
苗の植付け
買ってきた苗は水に漬けておいて芽出しをします。芽出しをすることで活着が良くなります。芽の出た苗を30cm間隔で斜めに植えていきます。植えた直後の苗が乾かないようワラを敷いたり、スダレで日陰を作ったりします。
サツマイモ苗の植付け
芽出しした苗を斜めに植え付けます。
切りワラで保湿
植付け→水やり→切りワラ→水やり。
スダレの覆い
最後にスダレをかけて乾かないようにします。
棚と網
ある程度大きくなってきたら棚を作り、網を張って蔓を誘引します。サツマイモは成長すると蔓が大きく重くなるので、棚をしっかりと支柱で固定し頑丈な棚にします。網も強度のあるものを使います。
サツマイモの棚
支柱を組んで頑丈な棚にします。誘引開始
蔓が伸びてきたら誘引開始です。
誘引と収穫
誘引作業は結構大変です。蔓の成長が早いのでしょっちゅう誘引しなくてはなりません。ポイントは全ての蔓を誘引しようと思わずに、半分くらいの蔓は根元から切断して誘引することです。
切断した蔓はお勧めレシピ/サツマイモ茎の炒め煮に使います。半分くらいにしても繁茂するので結構トップヘビィになります。
収穫時は露地栽培と同じく蔓を切断して、芋が傷つかないよう注意して掘り起こします。。
繁茂状態の蔓
根気よく誘引します。
蔓カット
収穫時には蔓をカットします。
芋ほり
傷つけないよう注意して掘り出します。
収穫したサツマイモ
安納芋の一家です。