自分で作る美味しい野菜 我が家の家庭菜園

ダイコンの貯蔵庫

ダイコンは同時期に⼤量に収穫するので、保存の⽅法がとても⼤事です。菜園主の実践している⽅法を紹介しますので、参考にしていただいて、みずみずしいダイコンを⻑く楽しみましょう。菜園主は11 ⽉20 ⽇〜次年の6 ⽉迄保存した実績があります。
また、紹介する⽅法は費⽤もそんなにかかりませんし、作り⽅も簡単です。
寒い地⽅では紹介するように5 枚のパネルを使った貯蔵庫がお勧めですが、寒さが厳しくない地⽅では2 枚のパネルだけでも構わないと思います。

貯蔵庫を作るとき⽤意するもの

畦板パネル

1260サイズのパネルを5 枚⼜は2 枚使います。

切りわら(もみ殻)

側⾯の断熱材として、2〜3cm に切ったわら⼜はもみ殻を使います。

すのこ(お⾵呂の廃品)

わざわざ新品じゃなくてOK!菜園主アグリズムは、お風呂の廃品を再活用です。

発泡スチロール

建材用の断熱フォームです。定尺サイズ(180x90x2.5cm)を半分にカット 。

収穫ネット

収穫物を⼊れる40*20cm のナイロン製ネットです。

収穫ネット(使用状態)

細かくした発泡スチロールを⼊れて底部の断熱に使います。

貯蔵庫の作り⽅

①畦板パネルを組み付けて、円筒状にする
1260 サイズの畦板パネルは横幅120cm・⾼さ60cm・厚さ4mm です。両端に凸部と凹部があって、スライドしてはめ込むようになっています。2 枚のパネルを連結してはめ込むと直径約75cm の円筒が、3 枚のパネルでは直径約115cm の円筒が出来ます。

円筒に組む

畦板パネルを2 枚連結した状態。径は約75cm です。

連結部の詳細

凹部に凸部をはめ込みスライドして連結します。

② 2つの円筒を重ねて2重の円筒にする
菜園の貯蔵庫を作る場所に円筒を運び、同⼼円状に重ねておきます。(最下部は1cm程度⼟の下に⼊れるようにします。菜園主の貯蔵庫は菜園にあった⼤きな⽯の上に有るので、特に埋めてはありません。)

③ 側⾯の断熱材
2 つの円筒の隙間に切りわら(または、もみ殻)を隙間なく⼊れます。上から押し込んで円筒の最上部から数cm のところまで詰めます。(最上部がもみ殻だと⾵で⾶んでしまうので、最上部は切りわらにします。)

④ 底⾯の断熱材
内側の円筒の底⾯に発泡スチロールを⼊れた収穫ネットを、隙間なく敷き詰めます。その上からネットが⾒えなくなるまで⼟を⼊れます。

組⽴途中

2 枚と3 枚の円筒を重ねて中に切りわらの断熱材を⼊れた状態。

底⾯の断熱材

発泡スチロールを詰めた収穫 ネットを6 個⼊れた状態。


⑤ ダイコンを⼊れる
その上にダイコンを⼊れていきます。菜園主の場合は、真ん中をわら束で区切り、総太りダイコン50 本を⽴てて⼊れ、⻘⾸(ビタミン)ダイコン100 本を横にして⼊れました。⼊れ終わったらダイコンが⾒えなくなるまで、⼟を⼊れます。(横に⼊れる場合は1 段ずつ、ダイコンが⾒えなくなるまで⼟を⼊れます。)

ダイコンを⼊れていく

総太りダイコンは⽴てて、⻘⾸(ビタミン)ダイコンは横にして⼊れました。

貯蔵終了

ダイコンが⾒えなくなるまで⼟を 被せる。

⑥ 上⾯の断熱材
最後に上からふた⽤の(90x90cm)発泡スチロールを被せます。発泡スチロールだけだと⾵で⾶んでいくので、「すのこ」をふたの上に載せ、「すのこ」の上に重しの⽯を置けば完成です。

貯蔵庫完成

最後に天板を置いて、⾵で⾶ばされないよう、スノコと重⽯を置けば完成です。

雪が降っても⼤丈夫

貯蔵庫の中の⼟は凍らないので、いつでも取り出せます。

取り出し時の様⼦(6 ⽉1 ⽇)

こうして貯蔵しておけば、雪が降った時も・畑の⼟が凍っている時も、新鮮な⼤根を取り出しておいしくいただくことができます。貯蔵庫の中は凍っていないので取り出しも簡単です。

6⽉1⽇の取り出し#1

最後の取り出しの様⼦です。11 ⽉下旬から6 ⽉ごろまで貯蔵できます。

6⽉1⽇の取り出し#2

掘り出したダイコンを両手に持ってポーズ

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